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ゼミ活動報告:すごろくゲーム「絶滅危惧種を救え」を作成 —東ゼミ(2年)—

2023年度、2年の東ゼミでは、SDGsを意識したゲームを作ることに取組みました。特に意識したのは、「14:海の豊かさをまもろう」「15:陸の豊かさをまもろう」です。

このゲームを作成した目的は、二つあります。一つは何かを一から実際に作り上げる体験をすることで、もう一つは、ゲーム作成を通して環境意識を高めることです。また、ゲームを遊ぶ人が絶滅危惧種や気候変動などがその生息環境に与える影響について学ぶことも期待されました。

ゼミのメンバーは日本人、中国人、カナダ人という構成でしたので、春学期の最初に、各国?地域の絶滅危惧種に指定されている動物について調査し、動物名、その動物が棲息する地域の特徴、絶滅が危惧される原因などを一覧表にまとめました。そのうえで、カード化してゲームとする形について話し合った結果、すごろくゲームとし、構想を練っていきました。

写真1 ゼミ内での作業の様子

秋学期は、このゲームの構想を現実化することを目標とし、ゲームボード、動物カード、イベントカードの担当ごとにデザインを考え、形にしていく作業を行いました。その結果できたのが、写真のゲームです。このゲームではサイコロの出目の数だけ進むほか、止まったコマで「動物カードをもらう」、「動物カードを失う」などの指示が書かれたイベントカードを1枚引き、動物カードのやり取りを行います。動物カードを最も多く集めた人が勝ちとなるルールです。

写真2 作成した動物カード

 写真3 作成したイベントカード

2年のゼミでの作成後、4年の東ゼミの学生がやってみて、そこで洗い出した問題点をもとに、ゲームボードや細かいルールの修正を行いました。こうしてできあがったゲームに、最終的に1年の澤海ゼミ、福井ゼミで実際に挑戦しました。

こうした活動を通し、SDGsを意識した環境に関する学びのほか、自分たちでゲームを一から作り上げ、ブラッシュアップすることができました。またゼミの先輩に協力してもらったり、ほかのゼミの後輩に実際に遊んでもらったりすることで、学年を超えた交流の機会ともすることができました。