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法学研究科
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国際的視野と「ガバナンス」の視点をもった人材を育成する
これまでの伝統的な、支配者?被支配者、国家?市民、権利?義務、二当事者間の契約などの二項対立的な図式では、現代社会の困難な諸課題を解決することは難しくなっています。多様な利害関係者である個人?集団の利害が複雑に絡み合い、それらの利害調整は困難になるばかりで、社会の統合も難しくなってきています。それは個人の生き方とも密接に関連しています。
法学研究科では、多様な利害を理解し複眼的な分析視点をもち、国際的視野も備えて、そうした諸課題についての解決に取り組める専門性をもった人材を育成することを目指します。そのために、法学、行政学、政治学などの伝統的な学問の枠にとらわれず、それらの蓄積を相互に融合させた「ガバナンス」(上位者による統治ではなく、多様な利害関係者による共治)の視点が重要だと考えています。志と勉学の意欲がある人を歓迎します。
法学研究科長 西島 良尚
先輩からのメッセージ
法学研究科修士課程
2015年修了
現会社経営
K.Kさん
日本で会社を設立。大学院で勉強したことがとても役に立ちました。
学部時代から流通経済大学法学部に在学し、生活や勉強で困ったことがあれば先生や国際交流センターのスタッフがすぐに相談に乗ってくださり、また、奨学金制度や学費減免制度も充実しており、経済的な負担を軽減できるので、安心して大学院に進学することができました。大学院では、日本の行政を実際に動かしている通達などの行政基準について研究し、修士論文をまとめることができました。その中で、私たち外国人にとって身近な入管行政において在留許可や在留期間更新の決定に際してガイドラインが果たす役割について研究できたことはとても有益でした。現在、私は日本で会社を設立して貿易の仕事を手掛けています。まだ緒についたばかりですが、これから一所懸命頑張って会社を大きくしていきたいと思っています。ちなみに会社設立の際にも大学院で勉強したことがとても役に立ちました。
法学研究科修士課程
2014年修了
現株式会社
ニューズベース
イベント事業本部
プロデュース部H.Aさん
社会的に弱い立場の方のために社会貢献できる司法書士を目指します。
学部生のときから、身体に障害のある方や、高齢者を支援したいと強く思い、自分の目標を具体的なものにするために、日本成年後見法学会に参加しました。その学会で、成年後見制度を研究されている教授とお話しする機会があり、流通経済大学の大学院に進学することを決めました。私は、「成年後見制度と身体障害」をテーマとして取り組み、一つのことをさまざまな角度から捉え直したり、より深く掘り下げてみるという方法を学びました。高齢化が進む現代、将来に不安がある方は少なくないと考えております。私は将来、司法書士になり学んできた知識を活かし、社会的弱者のための法曹家として社会貢献したいと考えています。父の司法書士事務所を継ぐという目的もあるため、経営学のノウハウも必要だと考え、現在はイベント企画や運営を行うベンチャー企業に入社しました。イベントの全体を把握して運営統括できる優秀なプロデューサーになれるよう先輩方の指導を受けて頑張っています。
取得可能な学位
- 修士課程 修士(法学)
大学院生の研究テーマ(抜粋)
個人情報の保護 / アジア諸国の成年後見制度 / 企業の内部統制システム / 外国人在留制度
将来の進路
修士課程 |
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