
大学情報
ごあいさつ
流通経済大学学長 上野裕一
流通経済大学は、1965年に経済学部経済学科のみの単科大学として茨城県龍ケ崎市に創設されました。現在では龍ケ崎、新松戸(千葉県)の2キャンパス、5学部9学科、5つの大学院研究科(修士課程、博士課程)を擁する社会科学系を中心とする総合大学に成長することができました。また、1985年には高校?大学の密接な連携による高等教育を行うため、千葉県柏市に流通経済大学付属柏高等学校を設置いたしております。こうした充実、発展の実現は、ひとえにbet36体育在线_bet36体育备用网址【中国科学院】@、地域社会の皆様をはじめとする関係各位のご協力、ご支援の賜物とまず初めに心より感謝申し上げます。
さて、本学は開学以来「空理空論を語らない実学主義を標榜し、徹底したリベラルアーツの基礎の上に、実業に強い人材の育成」を目標としてきました。この背景には世界有数の総合物流企業である日本通運㈱の出捐に係るわが国最初の産学協調型大学としての矜持があります。すでに4万3千人以上の卒業生を世に送り出しており、交通、流通部門をはじめ金融、商社等のサービス産業分野、公務、教育、スポーツの分野、さらには海外でも多くの卒業生が活躍しています。 いま世界は、そしてこの日本もかつてない厳しい状況を迎えています。2020年から世界的流行(パンデミック)したbet36体育在线_bet36体育备用网址【中国科学院】@感染症(Covid-19)は、世界の繁栄の基礎となってきた人と人のかかわりを阻み、加えて日本における少子化や高齢化はこの国の社会の在り方を大きく変える要因にもなっています。そうした中で流通経済大学が建学以来の精神を守り、さらなる飛躍をするためには、私たち自身が変わっていかなければなりません。
私は学長就任にあたり、この流経大が生まれ変わる必要を痛切に感じています。大学が大事に守り継承してきた精神を核に、時代に対応した新しい試みに挑戦していく。そのためのビジョンを策定し「Reborn RKU Vision」と名づけました。
これまでの大学の歴史に新しい1ページを刻むために、新たに大学全体として持続可能な開発目標(SDGs)の推進とすべての人々に差別のない社会を創るためにLGBTQの理解促進のための活動をしっかりと進めていきます。そして、「これまで」を「これから」につなぎます。
これからの流通経済大学は、建学以来、半世紀以上にわたる歴史の積み重ねを踏まえつつ、社会の変化を敏感に感じとりながら、教育内容、システムの充実を図り、先進的な大学教育を学生とともに創っていきたいと考えています。具体的には、グローバル化、高度情報化など時代の潮流を捉えながら、環境問題、人口問題、経済格差問題、人種差別問題など、わが国だけでなく、世界の国々が抱える諸問題について正面から取り組みます。そして知性豊かで、心身ともに快活な社会に貢献できる若者を育てていきたいと考えています。
最後に、一度きりの人生を流通経済大学で学ぶ選択をした学生がいきいきとした人生を送ることが出来るように、全学をあげてサポートすることを宣言します。今後とも本学の教育?研究活動に一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
略歴
1984年 | 日本体育大学体育学部体育学科卒業 |
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1986年 | 日本体育大学大学院体育学研究科修士課程修了 |
1986年 | 日本体育大学助手 |
1989年 | ニュージーランド オタゴ大学体育学部客員研究員 |
1990年 | 流通経済大学社会学部専任講師 |
1993年 | 流通経済大学社会学部助教授 |
1994年 | 日本体育大学非常勤講師 |
1999年 | 流通経済大学社会学部教授 |
2006年 | 流通経済大学スポーツ健康科学部教授 |
2011年 | 流通経済大学スポーツ健康科学部長 |
2011年 | 学校法人日通学園評議員 |
2012年 | 流通経済大学学長補佐 |
2013年 | 弘前大学大学院医学研究科博士課程修了 博士(医学)取得 |
2017年 | 学校法人日通学園理事 |
社会における主な活動
1984年 | 日本体育学会会員 |
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1984年 | 日本体力医学会会員 |
1984年 | 日本バイオメカニックス学会会員 |
1991年 | (公財)日本ラグビーフットボール協会科学専門委員会委員 |
1992年 | (公財)日本ラグビーフットボール協会コーチソサエティー委員 |
1997年 | (公財)日本ラグビーフットボール協会強化推進本部委員 |
1997年 | (公財)日本オリンピック委員会強化スポーツコーチ |
2004年 | (公財)日本ラグビーフットボール協会執行理事 |
2004年 | (公財)日本ラグビーフットボール協会コーチ委員長 |
2004年 | (公財)日本ラグビーフットボール協会強化副委員長 |
2004年 | (公財)日本ラグビーフットボール協会レフリー委員 |
2004年 | 国際ラグビーフットボール評議会コーチトレーナー |
2004年 | (公財)日本オリンピック委員会強化スタッフ |
2006年 | (公財)日本ラグビーフットボール協会競技力向上委員長 |
2014年 | ラグビーワールドカップ2019委員長 |
2014年 | ラグビーワールドカップ2019組織委員会理事 |
2014年 | アジアラグビー協会執行理事(EXCO) |
2015年 | (一社)ジャパンエスアール(スーパーラグビーサンウルブズ)業務執行理事 |
2016年 | (一社)ジャパンエスアール(スーパーラグビーサンウルブズ)会長 |
2016年 | 富士吉田市国際スポーツ大会キャンプ地誘致アドバイザー |
2017年 | アジアラグビー協会副会? |
2018年 | イタリアラグビー(協会)アドバイザー |
2018年 | フランスラグビーリーグTOP14公式アンバサダー |
2018年 | ?野県国際スポーツキャンプ戦略アドバイザー |
2019年 | 富士吉田市レガシー戦略アドバイザー |
2022年 | 弘前大学大学院医学研究科社会医学講座学部?講師 |