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4年生が保健体育の教育実習報告会を開催しました
写真：2年生に教育実習の体験談を話す4年生(左)
6月19日に教育実習（保健体育）から戻ってきた4年生が、教職課程を履修する2～3年生を対象に報告会を開催しました。一人の4年生に対して2～3名の後輩たちが熱心に質問をしながら、実習での経験談を伝えていました。時間内に4年生が入れ替わる形式だったので、2～3年生は5人くらいの4年生から体験談を聴くことが出来ました。将来教育実習を控える後輩たちは、先輩学生から教育実習に臨む意識や教材研究の準備など実習に必要な心構えを真剣に学んでいました。
写真：メモを取りながら真剣に4年生の体験談に耳を傾ける後輩学生
【参加した4年生のコメント】
〇2年生が多い中だったのですが、自分の話を熱心に聞いてくれて、伝えて良かったと思いますし、何か他に力になれることがあればしてあげたいと感じました。教育実習では基本的に大変なことが多くこれから実習を迎える生徒には不安要素を与えてしまわないように、少しでも教育実習とは何なのか、教育実習を良い経験にできるように伝えました。後輩たちが自分たちよりも良い教育実習を行えることができるように願っています。
〇実習が終わり、まだ記憶が鮮明に残っていたので自分が経験したことを詳しく伝えることができてよかった。2.3年生からも質問が多く、活発的な活動になった。このような機会は自分の実習を振り返ることができ、2.3年生も実習へ向けての準備となるので良い報告会だったと思う。
〇後輩がとても真剣に話を聞いてくれていたので、協力できてよかったという気持ちでした。また、後輩に報告をすることで、教育実習での学びを改めて振り返ることができたので、自分自身のためにもなったかと思います。
写真：報告会全体の雰囲気
【参加した2～3年生のコメント】
◎指導案の作成が大変なのだと思いました。雨などで外での授業から急に体育館での授業に変わる場合もあると聞けて良かったです。急な変更に対応できるように指導案も天気予報を見て作成しておきたいと思いました。保健の授業では、言葉を深堀りするのが大切と聞き、授業資料を作成するときにしっかりと言葉を調べておきたいと思いました。
◎私も中学校に実習に行きたいと思っているので、とても貴重なお話が聞けて良かった。服装の指導をしたということで、普段から身だしなみをしっかりする。褒め方、注意の仕方に気を付ける。生徒の取り組み姿勢や努力している姿を見届けられるようにする。何から何まで説明しないような指示の出し方に気を付ける。今のうちに専門外の実技の基本的なルールや知識などを身につけていきたい。
◎男の人でも女子の体育を担当することもあることを知った。指導案を作るときにたくさん考えるが、その内容が全部できることはなく、基本は途中で終わってしまうから配分にも注意しなくてはならないと感じた。また意識させたいことをゲームの中でそのことの得点を上げることは、とても勉強になった。そういった工夫をすることで生徒の意識のさせ方も変わり、ただゲームをするというだけではなくなるためいい案だと思いました。