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海外での異文化間コミュニケーションを知る
澤海 崇文 助教(国際観光学科)が担当する科目「異文化間コミュニケーション論／観光交流論」の第２回目の講義に、外部から客員講師として稲葉健一氏を招聘しました。稲葉氏は貿易関連業務に従事した後、青年海外協力隊として２年５ヵ月間、パラグアイにて国際協力に従事し、現在は途上国の産業育成プロジェクトに携わる、非常に優秀な若手の方です。
稲葉氏には、パラグアイ派遣の経験をもとに、いかに現地のコミュニティに溶け込むか、どのように現地の生活を改善していくべきかといった点まで触れていただき、異文化間コミュニケーションで必要なこと（例 同じ状況でも、人によって説明がまちまちであるときはどうすればよいか）をご教授いただき、学生たちも講義内容に強く惹かれたようです。また、稲葉氏自身のキャリアについても語っていただき、JICAの青年海外協力隊になることを決めた経緯なども話してくださり、学生のキャリアを考える上でも強い刺激となったのではないでしょうか。
実地経験の浅い担当教員だけでは語ることのできない、現場の経験も交えた講義となり、学生にとって学ぶものが多かったようです。